■高速道路等での事故や工事による渋滞を解消するための装置

《同一方向走行車両の誘導装置》


 国土交通省は、2015年5月1日、全国の高速道路(首都高速と阪神高速を除く)で2014年に渋滞によって利用者が無駄にした時間に関する初の試算(ビッグデータも活用)を発表しました。 全区間の合計で、昨年は1億9千万時間のロス、年間の労働時間に換算すると、実に約10万人分に相当するロスです。
目的地へ安全・スムーズ・無駄なく走行出来てこそ、道路の基本です。
しかし、事故等によって車両渋滞は、発生してしまいます。 事故による人命救助や道路損壊の復旧、道路工事による作業の迅速な処理を優先することはもちろんですが、いつ渋滞が解消するか分からない状態を、「仕方ない。運が悪い」 と泣き寝入りしてしまっているのが現状です。 「混雑が集中している区間の車線を増やす」「渋滞が多い区間は極力ピークを避けて利用」と、対策の内容を案内していますが、 国土の狭い日本での車線増は限界、ゴールデンウィーク等休日に移動集中することは前提で、具体的に渋滞距離を短くする方策が必要です。 積極的に渋滞を解消するためには、この《同一方向走行車両の誘導装置》を導入し、ロス時間を最大限に減らしていく取り組みをすべきと、考えます。

■発明の名称

《同一方向走行車両の誘導装置》

  • 特許証番号
  • 特許
  • 第5186537号
  • 本発明の内容(一部抜粋)


    【0008】

    同一方向への車両の走行が許可された二車線のうち、一方の車線を通過禁止の対象車線にすると共に、他方の車線を非対象車線とするため、両車線上を走行する車両のドライバは、自身 の判断によらず円滑に走行不能区間を通過することができる。そのため、必要以上に走行速度が低下することがなくなり、交通渋滞を緩和することができる。


    【0013】

    《同一方向走行車両の誘導装置》
    同一方向走行車両の誘導装置(図=10)を適切に使用することにより、走行不能区間を車両が通過する際に、従来ように車両平均速度が10km/h前後まで低下することがなく、約40〜50km/h前後まで車両平均速度を 上げることを期待できる。そのため、交通渋滞を緩和することができ、渋滞が発生した場合であっても渋滞距離を短くすることができる。
    ■実施メリット 

    1. 渋滞によるストレス、イライラの解消
    2. 渋滞による時間的経済損失の解消
    3. 渋滞によるエネルギー資源の無駄を解消
    4. 渋滞による排気ガスの軽減で温暖化防止
    5. 対向路線の事故の脇見運転による渋滞を解消(視界遮断シート=7)